【Razer BlackShark V2】音質良し!装着感良し!コスパ良し!【ゲーミングヘッドセット】
あけましておめでとうございます、2021年という実感に沸かない私ではありますが
今年ものんびりとガジェットレビューを残せたら良いなと思っております。
本題になりますが、RazerのBlackShark V2、思っていた以上に優等生でしたので簡単にレビューとしておきます。
購入の経緯
確か2020年の夏頃に発売された記憶がありますが、発売当初は不思議な見た目に驚かされながらも購入するという気持ちはありませんでした。なぜなら私は生粋のイヤホン信者であり、音楽からゲームまで使い慣れたリスニング用のイヤホンで済ませていたからです。
ただ季節も冬になり、環境が少し変化しました。話すと長くなるので割愛しますが、今までスマホとPCを兼用していたイヤホンをPCでしか使わなくなり、そうすると主にゲームをする時に使うのですが、そのゲームでフレンドとプレイしていた時でした…
私とApexをプレイしていたフレンドが「遠くで銃声がしている」と報告をしてくれたのですが、私の耳にその銃声は入ってきませんでした。私の耳が悪いという説もありますが、たしかにこのイヤホン、音楽を聞く為に作られた製品ですしゲームの銃声なんて聞こえなくて当然です。ただ私はそこまでなガチゲーマーではないので普段なら何とも思わないわけですが、丁度ヘッドホンに興味があったのと、Apexというゲームにお熱で大変にハマっていたことからヘッドセット試してみるかと思い立ったということです。
外観や機能面
無駄に前置きを長々と綴ってしまいましたがここからが本題。
まず外観はというと、皆さんご存知の通り珍しいデザインをしています。ヘッドバンドとイヤーカップを繋ぐ部分が金属のワイヤー状になっていて細身ですね。
私はあまり見た目に拘りが無いので何も思いませんでしたが人によってはダサいと感じるポイントなのかもしれません。
簡単なスペックになりますが
- Razerの特許が乗った50mmドライバー
- FlowKnit製のクッション、ふかふかです
- 重量262g
- 3.5mmジャックにて接続
- サウンドカード付属
となっています。
音質
ヘッドセットを選ぶ上で一番重要なポイントですね。
これに関しては好みというのが評価に大きく影響しますので一概に言えないですが、私は値段を考えると十分な音質ではないかなと思いました。私が購入したBlackShark V2は約13000円とゲーミングヘッドセットの中では中堅クラスなので2万円を超えるようなハイエンドには勝てないとは思いますが。
ゲームをする上で重要な足音の聞こえ方ですが、他のヘッドホンやイヤホンと比べて格別に良いかというとそうではありません、当たり前ですが近くで鳴っている足音はどんなデバイスでも聞き取れます。
ただビックリしたのは少し遠いところで鳴っている音で、これは今まで使っていた音楽用のイヤホンとは歴然の差です、今まで聞こえなかった遠くの微かな銃声だって聞こえますし、その音がどこで鳴っているのか瞬時に判断しマップと照らし合わせることが可能なほどです。胡散臭い感じになってしまってますけど、ゲーミングヘッドセットを使った事がない人は是非体感してほしい感覚です、勿論他のゲーミングなヘッドセットであれば同じような聞こえ方はするでしょうし、特別BlackShark V2が凄いというわけではないでしょうけど、ゲーミングと名乗るだけの基準はクリアしているなと思いました。
そしてゲーム以外にもう一つ私が重要だと思っているのが音楽を聞く時の音質ですが、これは可もなく不可もなくといった印象で、高音もクリアですしボーカルもハッキリと聞こえて良いのですが、BlackShark V2がゲーミングに向けたチューニングということもあって少し低音が弱いかなと思いました、ゲームだと丁度良いのですが音楽鑑賞となるともう少し低音が強調されてもいいかなと思います。これも人の好みですから、気になる人は試聴ができる店舗に足を運ぶのが確実かなと思いました。
今まで使っていたイヤホンには劣るけど個人的には十分な音質ではあったのでどこまで許容できるかによって評価が変わるのではないかなと思います。
装着感
人によって頭の形は違いますから、個人的な評価なのはご了承ください。
個人的には今まで使ったことのあるゲーミングヘッドセットの中ではトップクラスかなと思いました。イヤーパッドやヘッドバンドのクッションが柔らかいというのもありますが、何よりも重さが約260gということで、頭に乗っかっている感覚が少なく、首が痛くなったりしないし、重みで頭が痛いくなるということも無いですね。私は毎日PCでの作業やゲームで何時間も使用しますが頭痛になるということもなく耳が痛いということも2週間使って一回も起こっていません。
側圧は強くはないですけど、緩いということもなく、人によって頭の大きさは様々なのでなんとも言えない感じです。
長時間の使用で耳が蒸れるとかも今の所ないです、この辺は夏になってから体感すると思います。
私は今までSteelseriesのArctis7というヘッドセットを使った事があったんですけど、あれは無線ヘッドセットなので重量も中々、長時間使うと頭痛がしてました...
サウンドカード・マイク
PCやコンソールには3.5mmのジャックで接続できます、一般的な端子ですがマイクも一緒になった4極端子ということには注意です。
セットになっているサウンドカードについてですが、あくまでもオマケといった印象で、Razerのソフトウェアでイコライザーからマイクの設定、7.1chの設定と豊富なのですが肝心の音質が少し軽くなってしまって、スカスカな音でした。
私は別途ゲーミングアンプというのを持っているのでそれに接続してます。当たり前ですけどアンプ単体でBlackShark V2より高価ですから音質は良いです。
マイクはRazerのヘッドセットだとかなり良い方です、相手へクリアに声を届けられますし、ボイスチャット目的なら十分ですね。これで配信とかは辞めといたほうが良いと思います。
とか言ってる私はコンデンサーマイク使ってるのでヘッドセットのマイクで通話すらしないですけどね。
まとめ
- 音質良し!
- 装着感良し!
- マイク良し!
- サウンドカード微妙!
- 13000円!
コスパは良いと思いますよ、値段と音質が一致しないゲーミングヘッドセット業界で値段に見合った音と快適な装着感、音質十分のマイクと来たら買うしかないでしょう。
欠点を上げるとすれば、サウンドカードと、ヘッドバンドの細い金属部分でしょうか、これがすぐポッキリ折れるとうことが起こってしまわないことを願い、愛用していこうと思っています。
以上です。